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残留農薬検査項目

アレルギー食品検査センターでは下記の残留農薬検査項目に対応しております。

残留農薬検査項目ごとの分析内容と特長

残留農薬検査、一斉分析プラン毎の分析概要を掲載します。

一斉分析149


食品、加工品原料、土壌などに含まれる、殺虫剤・抗菌剤・除草剤等の中から、特にGC/MSでは分析することのできない水溶性の物質をメインに149種類の化学物質を一斉分析するプランです。低価格残留農薬検査の先駆け的なプランです。LC/MS/MSによる農薬一斉分析としての実績があります。

一斉分析260


食品、加工品原料、土壌などに含まれる殺虫剤・抗菌剤・除草剤の中から260種類の化学物質を厳選した、残留農薬検査においてスタンダードな検査プランです。

本分析は、公定法に準じた手法で分析前処理が行われています。

一般的な残留農薬分析で用いられる「GC/MS」という機械の他、必要に応じて最新型の「GC/MS/MS」という高性能な機器で二重検査を行い誤検出や間違った結果を出さない為の工夫を行い高品質な残留農薬検査を提供できるよう努めております。

一斉分析329


食品、加工品原料、土壌などに含まれる殺虫剤・抗菌剤・除草剤の中から329種類の化学物質を厳選し分析項目としたミディアムプランです。残留農薬検査の中で、スタンダードなものだけでは少々心配というかたに選ばれているプランです。本残留農薬検査は「公定法」に準じた手法で分析前処理が行われております。 弊社では一般的な残留農薬検査で用いられる「GC/MS」という機械の他必要に応じて最新型の「GC/MS/MS」という高性能な機器で二重検査を行い誤検出や間違った結果を出さない為の工夫を行い高品質な残留農薬検査を提供できるよう努めております。

一斉分析443


食品、加工品原料、土壌などに使用される、殺虫剤・抗菌剤・除草剤等の中から、443種類の化学物質について、検査可能となっております。

より多くの農薬を調べたいというかたに最適な残留農薬検査プランです。

一斉分析547(生鮮農産物限定プラン)


一斉分析547は、残留農薬検査と合わせて、ポジティブリスト制度で規制されている「動物用医薬品」も含めた最大検査パッケージです。一斉分析547を実施することで、食品流通に必要十分な品質管理を行うことが可能であり高水準の安全、安心を求められるお客様に最適です。動物用医薬品は畜産生産物以外の食品には関係が無いように思われがちですが、農薬と同じ成分を医薬品として仕様していることも多く、対比や畜産農場排水からの混入やペット関連廃棄物など多面的な要因から食品に混入するリスクはゼロではないことから、品質管理をシッカリとおこないたい企業様、生産者様に最適な分析プランです。

食品別の残留農薬検査プラン

食品別に、最適な残留農薬検査プランをご紹介致します。どの残留農薬検査が最適なのか迷っている場合にご参照ください。

畜・水産物・はちみつ・卵・乳 限定(一斉分析115)


野菜等に比べて分析が難しい畜産物・水産物・はちみつ・卵・乳について特別な前処理方法で分析制度を高めた残留農薬一斉分析プランです。「殺虫剤・除草剤・抗菌剤」等の成分から115物質を検査可能です。畜産物や水産物に含まれるたんぱく質や脂質、はちみつに含まれる高濃度の色素成分などは分析機器で農薬成分を図るときの妨害成分として働き正しい分析結果を出す邪魔をするので 野菜等と同じ方法では分析できない場合がありますが、本プランでは上記の検体について個別で前処理法を開発してより正確な残留農薬検査の結果をご報告しています。

お茶限定(一斉分析266)


野菜等に比べて分析が難しい、「緑茶」「紅茶」「コーヒー」等の残留農薬検査をおこなうプランです。特別な前処理方法で残留農薬分析の精度を高め、殺虫剤・除草剤・抗菌剤等の成分から266物質を一斉検査することができます。茶類に多く含まれているカフェインやポリフェノール類は、分析機器で農薬成分を量る時の妨げとなる成分で野菜などと同じ方法では分析が出来ない場合があります。一斉分析266は、緑茶・紅茶/コーヒーについて個別の前処理法を開発しより正確な結果をお約束します。

油脂類限定(一斉分析119)

食用油等に多く含まれる油脂類/脂肪酸などは、農薬成分を量る時に妨げとなる物質です。正しい結果を出す邪魔をし、場合によっては機械を故障させてしまうこともあるので野菜等と同じ方法で分析することは困難です。一斉分析119は、非常に農薬の分析が難しいとされている「食用油」「マーガリン」「ラード」「油脂高濃度含有食品」等について特別な前処理方法で分析精度を高めたプランです。最新型の「GPC」という装置を導入することで、今まで分析が困難だった油脂類についても分析可能になりました。高感度分析装置であるGC/MS/MSと組み合わせ、精度が高い分析結果をご提供します。殺虫剤・除草剤・抗菌剤等の成分から119物質を検査可能です。

農産物限定(一斉分析5項目)

農産物限定の残留農薬検査プランです。

使用量が多い「クロルピリホス」「フェントエート」「フェニトロチオン」「ピリミホスメチル」「マラチオン」の5つに絞って一斉分析をおこないます。

本分析は平成17年1月24日付け食安発第0124001号厚生労働省医薬食品局、食品安全部長通知の「GC/MSによる農薬等の一斉試験法(農産物)」「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法」に準じた手法で分析前処理を実施しています。

生鮮農産物向け(有機リン系農薬57項目を含む333項目一斉分析)

人体に対して有害とされる有機リン系農薬57項目を中心に

食品・加工品原料・土壌などに使用される殺虫剤・抗菌剤・除草剤等の中から

333種類の化学物質を厳選して分析致します。

中国冷凍餃子事件でも話題になった

「メタミドホス」「オルトラン」「アセフェート」など有機リン系農薬の

分析も本パックでは網羅しております。

ネオニコチノイド系農薬9項目同時分析

タバコ等に含まれるニコチンに良く似た構造を持っている殺虫剤の総称をネオニコチノイド系農薬といいます。ネオニコチノイド系農薬の成分は、農作物はもちろん家畜・家庭用殺虫剤・ガーデニング用・ペット用ノミ取り剤住宅建材など様々な用途で使用されています。

 

比較的新しいタイプの農薬で、人体や畜産物に対する属性は非常に低く昆虫に対しての選択属性が優秀であることから世界中での使用量が爆発的に増えましたが、一方で残留性が高くミツバチの大量死などの一因であるとされています。

EU諸国では徐々に使用禁止となっている国も存在します。

9物質内訳

  1. アセタミプリド
  2. ジノテフラン
  3. フィプロニル
  4. フロニカミド
  5. イミダクロプリド
  6. クロチアニジン
  7. ニテンピラム
  8. チアクロプリド
  9. チアメトキサム