ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が大流行する兆しを見せている。
10都県で、1医療機関当たりの患者数が20人を超える警報レベルに達し、
専門家は「手洗いの徹底を」と注意を呼びかけている。
国立感染症研究所が全国の小児科約3000か所からの報告をまとめた定点調査によると、
1医療機関当たりの患者数は、直近の1週間(11月28日~12月4日)で今季最高の17・37人に達した。
昨年の同時期の3倍近くになる。
都道府県別で患者数が最も多かったのは宮城の45・75人で、
山形(33・47人)、三重(27・71人)、埼玉(26・73人)、東京(26・64人)、
神奈川(23・62人)、奈良(23・09人)、宮崎(20・83人)、千葉(20・24人)、兵庫(20・12人)と続き、
計10都県で警報レベルを超えた。
(読売新聞)
【ノロウイルス感染の確認には、検便の検査が有効です】
・イムノクロマト法 :1検体 2,500円[税別]
ノロウイルス簡易検査法(イムノクロマト法)による測定。陰陽判定(定性検査)。
簡易法であるため、ウイルス量が少ない場合は不検出となる可能性があります。
下痢などの症状がみられる場合の感染確認やスクリーニングなどに用いると有効です。
・リアルタイムRT-PCR法 定性(G1G2区別無) :1検体 8,000円[税別]
イムノクロマト法より正確な検査結果が出せるリアルタイムPCRによる測定です。
陽性時(ウイルスが出た場合)にG1型、G2型の区別はしません。
検便検査結果は陰陽判定(定性検査)でのご報告となり、
いずれかのノロウイルスの陽性反応が出た場合は陽性となります。
(共に税別・採取容器代込)